ネットコミュニティに巻き込まれたくてブログはじめてみた
1998年に中学生にインターネットを始めて、幾度となく”ホームページ”を作っては潰し、ブログが流行ればチャレンジしてみては潰しての繰り返しだった。だって、飽きちゃうんだもん。
2回だけオフ会に参加したことがある。特に有名でもない中小規模のテキストサイトの管理人とその読者が集まったオフ会。まだ、インターネットとリアルが隔絶していた時代の、ちょっとだけ気持ち悪いオフ会。僕もそこの一員だった。ただの読者として。
そこは中学生の僕には刺激的な”ネットコミュニティ”が広がってた。会ったこともない怪しい職業の大人、始めてじっくり喋ったフリーターという人種、リスカ痕が残るメンヘラガール。
ネットコミュニティの楽しさとおぞましさの両面を知った僕だが、もう一度参加しただけでなんとなくそのコミュニティからは足は遠のき、他のオフ会に参加することも無かった。
当時は『インターネットしてる』=『オタク、持てない奴』で、思春期まっただ中の僕はどっぷりハマってしまうことが怖かったんだと思う。
その後、とあるちょっとだけ有名なブロガーにリアルで知りあったりして、あのまま僕ももっとネットの波に身を委ねていたらどうなっていたんだろうと思うこともあった。
自己発信とか、創作とかそういうのは比較的、バンド活動的なものや仕事などで発散することができる恵まれた環境で過ごすこともあったせいで忘れていた、なんだか気持ち悪くて、くすぐったくて、心地いいつながりのコミュニティを久しぶりに味わいたくてブログを始めてみる。
その中でもずっと『はてな村』(多分もう古い言葉なニュアンスだけど)が憧れの空気だった。揉めただの、ヤッただの、そんなつながりに僕も巻き込まれたい。
この記事を読んだ時、単純にいいなぁ。と思った。
出会い厨になって誰かとヤりたい、とか、オフ会で目立ちたい、有名ブロガーになりたい、ではなくて、なんて言ったらいいかわからないけれど、リアルとは違う『ネットのつながり』を持ちたい。
オフラインだけのつながりでも全然よくて、ただただidコールしたりmention飛ばしてみたい。リアル以外の人と。
30歳になったから、というのも大きな理由。
新しいことを始める、でもそれはあの時インターネットの中に捨てたもう一つの青春を取り戻すことでもある。
だから僕は、東京とはてな村で消耗してみます。
おそらく、今後はただただネットに思うことや、ネットでの思い出や、社会に思うことをつらつら書いていく感じだと思います。もしよろしければ”お友達”になってください。
今度こそ飽きずに続けられますように。