散文的に笑う。

ネットコミュニティに巻き込まれたいサラリーマンの雑記

帰省してもすることがない。みんな何をしてるんだろう。

年末年始だから帰省しているのだけど、何もすることがない。

僕の今までの生活が悪いのかもだが、小学校を卒業した時点でまったく小学校の友達とは連絡を取らなくなりFacbookで何人かかろうじてつながっている程度。中高の友達もそう。大学の友達は若干飲むことはあるが、ほとんどが僕と同じく上京しており東京で飲めばいいし、むしろ年末年始は家族と過ごすため一緒には過ごさない。
元カノなんかに会うっていう淡い過ごし方も、この歳ともなればとっくに終わらせていて別れた当時より気まずい関係。

一人でどこか出かけるにしても、年末年始なんて初売り以外どこも休業だったり開いてても混んでいる。というか買い物なんて東京でしないと持って帰るのめんどくさいだけだし・・・。

やることと言えば、親の車を借りて一人でドライブすることぐらい。見慣れた風景が徐々に変わっていく様を眺めても、地元への愛着が無い僕としてはたいして何かの感情が湧き上がってくるってこともなく。

本当は帰省したくない。たまにある出張とか結婚式とかで関西に来るぐらいがちょうどいい。親に顔を見せるという義務感だけで、わざわざ激混みの新幹線に乗ってすることも無い地元に帰ってくるのがつらい。

比較的自由に休みを取れる仕事をしてるんだから、本当は世間の年末年始とずらして帰ってきたいが親が求めてくる。というかずらしても別に帰ってきたくないか・・・。

ちょっと親と喧嘩になり、もう帰ってこなくていいか?と聞けば好きにしなさいといわれたので、本当にもう帰省やめようかと思う。別に親と縁切りするレベルの喧嘩ではないので、会いたかったら金出してやるから東京に来い、と言おう。

ずーっと私立で遠方に通っていたから徹底的に地元愛みたいなものが欠けている気がする。関西全般にふわっとした地元意識はあるものの、生まれ育った街自体にはそこまで思い入れがない。だって地元のスーパーに友達と行ったり、自転車二人乗りしてどこかへ行くなんて経験が無いから。いつだって電車で、神戸、京都、奈良、大阪を行き来してたから。中高の時、仲良かった男友達は三重と岸和田で、彼女は奈良だったり神戸だったり。そして今は東京で過ごし、東京で死んでいきたいと思っている。それこそ死んでも関西に居住を移したくない。もちろん、もっと年齢を重ねれば関西に戻りたいと思ったり、意図せず大阪転勤なんてこともあるだろう。そうだとしても地元の街より大阪のど真ん中のタワーマンションに住みたい。明日までの辛抱、明日になれば東京に帰れる。自分の生活に戻れる。ど田舎で閉塞した空気・・・みたいな漫画みたいな地方ではないけれども、僕の思いがここになさすぎて耐えられない。