散文的に笑う。

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好きだった子と同窓会ラブしたらビッチだったGW

今週のお題ゴールデンウィーク2016」


今年のゴールデンウィークの話ではなく、約5年前の思い出話。

前回の記事に書いた通り、僕は中高で私立男子校に進学したため地元のつながりが極端に無くなっている。(高校時代に引っ越しているので尚更)

友達が少ない人はゴールデンウィークを過ごせない - 散文的に笑う。

そして大概のエリアでは公立中学は複数小学校の卒業生で構成されているので、小学校の時のメンバーで同窓会するなんてのは稀なことだと思う。


でもうちの小学校は男女問わずそこそこ私立中学受験組がいたので、これまで2回だけそのお受験組を中心に同窓会が開かれた。

卒業後3年後の中3と、さらに9年後の24の時。これは24の時のゴールデンウィークに帰省した時に行われた同窓会の話。


同窓会なんて言っても、当時ミクシィでかろうじて繋がっていた15人くらいのもので、基本は私立中学組、3人くらいが公立組。という程度の規模。

とはいえ、小学校の友達と酒を飲むなんて初めてだし、そもそも引っ越してしまった僕としては元の地元の居酒屋やバーに行けるようになるなんてのはすごくワクワクして楽しかった。


お互い一部同士しか連絡先を知らないまま集まった会だったので、1軒目の最後には全員で交換。2軒目は24時くらいに終わったのを覚えてる。

実家が引っ越してしまっている僕と、結婚で引っ越している女の子はそれぞれタクシーに乗り、あとのみんなは徒歩で帰って行った。

僕は帰省してすぐの飲みで疲れていたのもあり、帰ってソッコー爆睡。


次の日起きてみると、歩いて帰っていった組の女の子から深夜2時くらいに着信履歴が残っていた。はて?なんだろう?俺のこと好きか?と早速淡い妄想と、だとすると電話取れずもったいないことした、という後悔がやってくる。

この女の子は僕が小5〜小6まで好きだった子だ。


僕は阪神大震災被災者で、うちの小学校でも死者が数人いた。そして死亡、怪我問わず家が全壊して転校を余儀なくされたり、逆に他のエリアから転校してきたりと、小3から小5にかけて学年の半分くらいが入れ替わったことがあった。

その好きだった女の子も入れ替わりで同じクラスにやってきた子の一人で、転校生好きになっちゃいがち小学生としてはほぼ一目惚れした子だった。

しかも同じ私立受験組。好きにならないわけがない。


そんな子からの深夜の着信。気になって気になってすぐに、何だったのかを問うメールを送った。

比較的すぐに返事がきて、どうやら同窓会のあと結構みんなでまだまだ話し込んだらしく、どうせならもう一回こないか?という誘いの電話だったことが判明。

なんだよデートじゃないのかよちくしょう。


しかし、こちらも友達少ない帰省中。なんとかデートにもちこめないか画策。

今日もひまだよ、えっ?お前もひまなの?じゃあどっかいこーよ、昨日飲んだし今日ドライブにする?親の車借りられるわ。オッケー、メシ食ってからにするかー。じゃあ20時に!

とトントン拍子に進むが最後に向こうから大駆け引きのボールが投げられる。

誰呼ぶ?

これは、二人が嫌なのか、二人でいいじゃんという返事待ちなのか。まぁ、それぞれちょっと考えとくかーという結論でお茶を濁す。


結果、その件には触れずに時間を迎えるというテクニックで、約束の場所に車で到着。

初めて助手席に小学校の時好きだった子を乗せるドキドキ。当時と変わっていない、黒髪でちょっとサバサバした感じの気の強いキレイな顔立ちの女子。そしてあの頃からの巨乳。

良くも悪くも12年前の頃から変わっていない。変わったところと言えば、当時高かった背はさすがに僕に追い抜かれたくらい。


いや、完全に変わってました。中身が。


まずはお茶でもしようと、国道沿いのいわるゆるオシャレな夜カフェ的なところに入って話し込んだところから始まる。

ちょっとお嬢さん気味の女子校に入ったあとからの恋愛遍歴、いや性的遍歴。すごく語ってくれる。

もう昔の頃からだから細かい事は忘れてしまったけど、印象に残っているのは絶賛不倫中だったこと。しかも偉い上司(45歳)。その子は一般職だったけど、かなりの一流企業。しかも社内恋愛禁止とな。それ、僕に言っちゃって大丈夫ですか?

初めは成り行きで飲み会後に口説かれて、全く好きではないがテクニックがすごいからというだけで週一で続けてると。


淡い恋心がぶちのめされたところで、またドライブへ。

当初の予定どおりロマンチックな夜景を目指すものの、道中でさらに衝撃。大学時代はバイト先の店長と付き合っていて、店のバックヤードでヤリまくっていたと。

そりゃ、12年も経てばそういうことする子にもなるかなと思うけど、一番の驚きはそんな12年ぶりの再会の僕にペラペラ話してしまう精神性。

何かな、僕が聞き上手ですかね。


ロマンチックな夜景で、「知ってたと思うけど俺お前のこと好きだったんだよ」的なことは申し上げたものの、まぁ彼女にしてみれば当然の流れだったんでしょう。

そこから手つないで、また車乗って家の前まで送って、キスしたらまぁ完全に不倫話から想像される女豹の顔つきになられて

「こんなん帰れんくなるやん…」

という手応えはあるもののなんとも言えない気持ちになる言葉をもらいホテルへ。


小学校の時からの巨乳が今やFカップという話を聞きながら、一生懸命揉ませていただきセックスが終わったあとに

「久しぶりに同い年とした。やっぱり若い人って感じのエッチやね(笑)」

というトラウマなセリフを言われたっていうのが、ゴールデンウィークの思い出。

(笑)の意図が未だに悩む。


後日メールしたら

「もう止まらんかなるから会わへん(笑)」

て言われたけど、12年の歳月って怖い。

あれから5年、どう進化してるのかな。

友達が少ない人はゴールデンウィークを過ごせない

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

 

僕は関西出身で東京在住。さすがに10連休にはできなかったが、5/2だけは休みをもらったものの、東京にいてもすることがないので実家に帰って来た。

結婚しているから嫁はいるんだけど、別の地方出身者で今年はお母さんと旅行ということで、お互い別々で過ごしている。

 

いやしかし、本当にすることが特に無い。

20代のころのゴールデンウィークであれば、元カノとか昔の女友達を探してはセックスで時間を潰そうとしたものだけど、ちょっと再会を言い出すには時間が開きすぎたし、結婚など相手の事情も変わってきすぎている。

 

地元の公立に通ったのは小学生まで。同窓会って中学とか高校の単位で開くものなので、小学校の同窓会なんて今まで2度しか行われていない。それも最後は6年前。

中高は私立の一貫校にかよっていたが、男子校のため皆まったく同窓会モチベーションが無くて開かれないし、僕も別に開いて欲しいとは思わない。仲いいやつはたまに会ってるし。

大学も関西で過ごしたが、数少ない仲いい友人はみな地方に飛ばされ東京や関西にはいない。

 

世間一般がどうかはわからないが、自分の友人だけでみるとゴールデンウィークは帰省しない人が多い、友達や家族と旅行というのがベタな過ごし方なんだろうか。

 

これはもう本当に何のために実家に帰るのかわからない。親に顔を見せる、くらいである。昨日なんて近くのカフェで仕事して、家で映画見て終わりだった。しかも関西のベッドタウン。ノマドカフェでもなんでもないから、Wi-Fiも整っていない。

 

まぁ一応仕事柄、大切なインプットの時間だー!とばかりに普段見ないテレビを見て、車に乗ってラジオを聞き、映画を見て美術館に行く。みたいなことはしているんだけど、ニュースやFacebookを見る度、社会との断絶感半端ない。

 

東京にいても、関西にいても何もしようがない。年末年始も同じ。

というか、これ大学生の時から変わってないな。こうやって時間を無為にしていくことに強い焦燥感を感じる。

別に、リア充うぇーいしなくていいから「今年はこれをしたなぁ」というのはいつになったら生まれるんだろう。

何度も読み返したくなる増田文学4選

はてな匿名ダイアリーの中でも、いわゆる「増田文学」と呼ばれる小説というかポエムというか、魅力あふれるこのジャンル。大好きな作品が多いけど、何度も読み返してしまう最も好きな4つだけご紹介。

 

切ないけど幸せな短編

流れるような文章に引き込まれる展開、そしてちょっと楽しくなる終わり。あぁ、増田ってこういうのに会えるからいいよね、という決定版。

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タイトルが秀逸

シンプルなタイトルだけど中身を読めばその意味がじわじわと染みてくる、なんとなく同じような記憶を思い出す名作。

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女性作家の詩のような心躍るポエム

筆者のワクワクがこちらまで伝わってくる、キラキラした詩。途中の毒もそのキラキラを引き立てるエッセンス。オチがもうなんとも心にぐっとくる。

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たぶん、時事ネタ最高傑作

あの騒動の最中に突如現れた名文。時代の文脈をとらえてすぐに書き上げるそのテクニックに嫉妬してしまいます。

anond.hatelabo.jp

 

 

どれもこれも憧れの作品。僕もこんな素敵な文章が書けたらなと嫉妬。僕が増田に書き込んでも4つのトラバが最高値・・・。