2017年イチ推し作品は映画『セデック・バレ』
2017年、あまり映画を見ることができなかったけど、数少ない見たうちで最高だったのは、2011年の台湾映画『セデック・バレ』
この映画は、紹介してると長いので割愛しちゃうけど、いわゆる”抗日映画”。ただし、日本と戦ってるのは中国人(漢民族)ではなく、中国人とも対立していた歴史もある台湾の首狩りの風習を持つ原住民族”セデック族”。
台湾という、内省人、外省人、原住民様々な民族、人種、思想が入り乱れている上に、宗主国も次々と変わった特異な地域。日本人が原住民セデック族を制圧するまでの抗争が描かれています。(史実)
いろんな紹介とかレビュー見てもらうとわかりますが、一方的に日本人を悪と描いているわけでもなく、多分、台湾以外でもいくつも起きたであろう『未開の原住民VS文明』という悲劇の物語。
不謹慎なたとえかもなんですけど、圧倒的にリアル『アバター』なんです。台湾山間部の豊かな自然がより一層アバター感を倍増させてます。
前編後編あって合計4時間超えだし、NetflixになくてiTunesで見たし、でなかなか見るハードル高いですがぜひご鑑賞あれ。
知っておいたほうがいい歴史の一つです。